当院健診センター肺がんCTの特徴
胸部エックス線写真では観察しにくい心臓や肝臓、骨の後ろに発生したがんや微少な肺がんの発見にも有効な検査です。当健診センターでは最新のCT装置 Canon社製 AquilionONE を使用し少ない被ばく線量で詳細な画像提供が可能です。
肺がんCT認定医師(倉持雅己)1名、認定技師(黒羽克英、三村竹彦、佐々木允、釜屋憲司、田代美奈)5名が勤務し茨城県では唯一肺がんCT健診認定機構より施設認定を取得しダブルチェック体制で精度の高い検査を行っています。
【Canon社製 AquilionONE 320列】
肺がんの現状
日本人の死因の第1位は悪性新生物ですがその中で肺がんが1998年に胃癌を抜いて年間死亡数は最も多くなっています。現在は肺がん検診として胸部エックス線検査が広く行われていますが早期の小さながんまで発見するのは難しいのが現状です。肺がんの生存率は肺がんの病期(ステージ)や種類によって異なります。病期が進むと生存率も低くなる傾向が見られ、より早期に診断し治療を開始した方が生存率も高いことがわかっています。そのためより小さな病変を検出することが出来るCT検診をお勧め致します。
肺がんCT検診を推奨する方
喫煙者(非喫煙者の発がんより男性4.8倍、女性3.9倍に増加します)
年齢40歳以上(60歳以上で急激に増加します)
胸部X線写真では腫瘤は指摘困難
CT検出された腫瘤